会社に行くのが嫌で、三階から飛んだ男「三男」と申します。
一度はすっからかんになりながら、20代で資産1,000万円を達成した凡人サラリーマンの私が、労働からの解放を目指すノウハウを発信いたします。
「コロナショックで相場は大暴落、今は投資を始めるチャンス!」
という煽りをよく聞くようになりました。
今が始めるチャンスというのは、確かにそうだろうと私も思いますが、
投資したお金は当然、増えることもあれば、減ることもあります。
正しい投資を行えば、初心者でも資産を増やすことは可能だと思います。しかし、それはあくまで「長期」で考えた場合です。
短期で見た場合には、世界経済の見通しがわからない中、大きく下がることも覚悟しておかなければいけません。
資産運用を始めるのに必要なことは、投資したお金が短期的に減ってしまっても慌てないだけの、貯金(現金)があることです。
これがないと、いつか必ず来る暴落時=一番安い時に、「売らざるを得ない」なんてことになってしまいます。
初心者が安全に投資を始める条件として、どのような準備が必要かまとめました。
資産運用を安全に始めるために

資産運用を始めるために必要なことは、以下2点です。
①生活に必要な支出額の把握
②年間支出の半年分の貯金

生活に必要な支出額の把握
あなたの生活には、月いくら、年いくら必要ですか?
資産運用は、まずこれに即答できるようになってからがよいと思います。
これを知らないと、毎月いくら資産運用にまわして大丈夫なのかわかりませんし、
すでに貯金がある場合にも、その貯金は現金で取っておかないといけないのか、それとも資産運用にまわしていいのかがわかりません。
とはいっても、ここは簡単です。
今は自動家計簿ソフトを使えば無料で、しかもすべて自動で毎月の支出を把握できます。
三男は、マネーフォワードMEを使っています。
支出の把握の重要性については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
年間支出の半年分の貯金
資産運用にまわしたお金は、減ったり増えたりします。
そして、初心者は特に、減った時に慌てないということがすごく大事です。
つい最近の相場がいい例で、コロナショックでは、日経平均、NYダウともに、最大マイナス30%超下がりました。
実際に私の場合は、約220万円だった資産がたった一カ月で160万円まで、60万円下落しました。
(ちなみに本日現在、それぞれ日経平均が約マイナス18%、NYダウが約マイナス19%まで戻しています。)
そして、基本的にこの暴落から逃れる術はありません。
暴落時は、投資の天才も、私のような凡人も、株式投資家全員がダメージを受けます。
暴落時に絶対に避けなければいけないのが、「狼狽売り」です。
資産運用の大原則は、「安く買って、高く売る」これにつきますが、暴落というのは基本的に、最も安い時です。
暴落時に、冷静な判断をするためには、自分の生活を守ってくれる現金が絶対に必要です。
また、なぜ年間支出の半分としているかというと、支出の6ヵ月分が、万が一事故や病気などで働けなくなってしまった場合の備えとして貯金しておくべき金額の目安だからです。
(こちらに詳細は、また後日記事にします。)
これだけの貯金がない方は、まず貯金を優先すべきです。
貯金は、毎月の支出を削ることで作り出しましょう。多くの人は固定費に削減の余地があります。
家賃、保険、携帯、インターネット代、水道光熱費、、、
賢く選ぶだけで、人生の満足度を下げずに、毎月の支出を下げられる場合があります。
携帯については、ちょっと人を選びますが、楽天モバイルもおススメです。
三男の場合は、楽天モバイルにしたことで携帯料金4,380円/月が、0円になりました。これだけで、年間52,560円貯金が可能です。
まとめ
資産運用を始めるというと、「何を買うべきか」をまず考える方も多いかと思いますが、
安全に運用したいなら、それよりも先に、まずはこの2つを実践いただくのがよいかと思います。
ちなみに、何を買うべきかというと、世界株式もしくは米国株式のインデックス投資信託を積み立てNISAもしくは、iDeCoで買うのをおススメします。
こちらも後日記事にしますので、お読みいただければ幸いです。