節約ネタ・マインド

支出をコントロールできない限り、稼いでも増やしてもラットレースからは抜け出せない

会社に行くのが嫌で、三階から飛んだ男「三男」と申します。

凡人サラリーマンが、平凡な方法で労働からの解放を目指しています。

自分のお金を増やしてくれる「資産」を買い続けることで、働いても働いてもお金持ちになれない「ラットレース」から抜け出すことができる。

これは、世界で3,000万部の大ベストセラーになった、ロバートキヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」が教えてくれたことでした。

多くの人は、ハムスターが回し車を走っているように、必死に働いてもお金が増えずにずっとお金の不安を抱えたままです。

私は、高校生の時に「金持ち父さん貧乏父さん」を読み、内容に共感しました。

でも、実際に社会人になってお金を稼ぎ始めても、うまく実践できませんでした。

私が昔、不動産の営業マンだった頃、毎日必死に仕事をして、今の私よりもずっと年収が高かったです。

しかし、お金はほとんど貯まりませんでした。

理由は凄くシンプルで、お金を今以上に使っていたからです。

お金持ちを目指す人は「いっぱい稼ぐこと」、「資産運用でお金を増やすこと」といった、増やす方に目が行きがちだと思います。

でもラットレースから抜け出し、さらに労働からの解放を目指す場合には、支出をコントロールすることの方が大事です。

その根拠を私の経験からお伝えしたいと思います。

不動産営業マン三男は見事に「ラット」だった

お金は使うほど増える?

私はもともと、ゴリゴリの不動産会社の営業マンでした。

日中は飛び込み営業や電話をかけまくり、夜は資料作りと上司からの説教で毎日残業。

というより、そもそも定時帰宅の概念そのものが存在せず、毎日のように「終電があるのでそろそろ帰ります。」とまるで飲み会の二次会のようなことを言っていました。

典型的な不動産ブラック会社ともいえるような環境ですが、その代わりに成果が出たときのインセンティブはかなり大きく、

20代で年収1,000万を超えている先輩がゴロゴロいて、みんな仕事に対して前向きでそれなりに充実していました。

私は新卒3年目で年収が800万になりました。

その時は、大学の同級生と比べて自分は稼げていると誇らしく思ったものですが、全然お金は貯まりませんでした。

稼いだお金は、ストレスの解消のための下らない飲み会やだらしない無駄使いでどんどんなくなっていきました。

当時、「お金は使えば使うほど増える、営業マンとして売れたいならお金を使わなきゃダメだ」と教わりました。

確かに稼いでいる先輩は、いいスーツを買って、いい腕時計をつけて、いい車に乗っていました。

私もマネしたりもしました。でもカッコいい車を買っても正直そんなには幸せにはなりませんでした。

買うときや買った直後は興奮するのですが、結局見栄で買っていますので、自分が心から満足できる買い物ではありません

そして、だんだん自分にも後輩ができるようになり、職位もあがって、自分も後輩に憧れるような先輩にならなければと追い込まれていったわけですが、

そんなプレッシャーもあってか、3階から飛んでしまいました。

自分をすり減らすほど働いても、お金は増えなかった

お金持ちになろうと思ったら、やるべきことは凄くシンプルです。

まずは、

収入 - 支出 =

をプラスにすること、つまり収入をあげ、支出を下げればいいのです。

でも多くの人にとって、収入を上げることよりも、支出を把握し、幸せに生活できる範囲でできる限り減らしていくこと(=支出の最適化)の方がずっと簡単だと思います。

収入は上げるべきですが、そのために必死に体や精神をすり減らして働くのは自分の場合はあまりにリスキーでした。

自分をすり減らして年収1,000万円稼ぐよりも、それなりの環境で年収500万円の方が、むしろお金が貯まりやすいのではないかと私は思います。

毎日必死に仕事してストレスばかりの環境だと無駄遣いもを止めにくいし、お金の勉強もできません。

それよりも、余裕がある中でお金の勉強をして、支出のコントロールに注力したり、運用をする知識をつける方が、結果的にお金も貯まりやすいと思います。

もし飛びぬけたセンスや才能があって3,000万とか4,000万とかが狙える人は違うかもしれませんが、そういうのは凡人とは遠い世界の話しです。

そして、年収500万円もあれば、長期的に計画をたててコツコツ資産形成していけば、充分に平凡な方法で労働からの解放を目指せます。

労働からの解放を目指す場合には、より重要

お金持ちになる目的が、労働から解放されることを目指すことなのであれば、支出のコントロールはより重要です。

労働からの解放をめざす場合、どちらが早く達成するでしょうか。

  1.  年収1,000万円 年間支出 700万円
  2.  年収 500万円  年間支出 300万円

①の場合は、毎年300万円貯金ができます。

②の場合は、毎年200万円貯金できますね。

とすると、①でしょうか。

ここでは、労働からの解放のための貯蓄額を4%ルールを使って計算したいと思います。

4%ルールについては、こちらの記事の中で説明しています。

つまり、年間支出の25倍が経済的自由を達成するために必要な額の目安となるということでした。

① 年間支出 700万円 × 25 = 必要額 1億7,500万円

② 年間支出 300万円 × 25 = 必要額  7,500万円

これを毎年の貯蓄額で割りますと、

②の方が早い

  1.  必要額 1億7,500万円 ÷ 年間貯金300万円 = 58年
  2.  必要額  7,500万円 ÷ 年間貯金200万円 = 37.5年

(※ 計算をシンプルにするため、運用利回りは考慮していません。)

運用利回りを考慮していないので、この年数自体に大きな意味はないのですが、労働からの解放を目指す場合には、単純に毎年資産額を積み上げるだけではなく、支出を減らすことが重要なんだということをご理解いただければと思います。

いっぱい稼いでいるからいっぱい使うという価値観は、その人の人生を労働に縛り付けます。

年間700万円を支出しないと幸せじゃないという人が、支出を300万円にしようと思うととても辛いと思います。

でも、支出300万円の人が不幸せかというと、そうではありません。

少なくとも私が年間支出約300万円ですが、営業マンとして必死に働いてもっと支出が高かったころよりずっと自由で幸せです。

まとめ

稼ぐことも大事、資産運用で増やすことも大事

でも、それよりも支出のコントロールの方が大事、という記事でした。

ちなみに、偉大な投資家として有名なウォーレン・バフェット氏など世界的な大富豪達も倹約家だったりします。

支出のコントロールには、まず支出の把握が必要です。

自分の毎月の支出、年間の支出が即答できない方は、マネーフォワードなど自動家計簿で無駄遣いをしていないか見直してみてはいかがでしょうか。

また、支出は減らした方がいいですが、幸せに生活するために必要なお金まで削減する必要はないと思います。

他の人が何と言おうと、自分が幸せに生きるために必要だと思うお金は使うべきです。

私は、自分の人生に【支出を最適化する】という考え方が重要だと考えています。

本記事が読者様が労働からの解放を目指すうえで何かお力になれたらうれしいです。